ツアーとトレッキング
ベイユルは、時間の限られたエグゼクティブのかた、のんびりとした旅行を楽しみたいかた、どちらにも合わせた方法でブータンをご案内します。私達のモデルプランには、4日から2週間に及ぶ様々なツアープランがあり、文化的に興味深い場所を訪れたり、豊かで貴重な自然の驚異を味わったり、その両方を楽しんだりすることができます。短期間のツアーでは、文化・社会の中心地にお連れし、長期のツアーではさらにその先を御覧いただけます。どんな場合にせよ、どんな場所を訪れるにせよ、ブータンへの訪問は、あなたの時間を割くに値する経験であり、長く楽しむことのできる思い出となることは違いありません。時間を超えた感覚、そしてブータンの社会的・文化的な芳香が、訪れる者の心を癒し、また刺激してやまないことでしょう。 ベイユルは、一般に、お客さまをパロ、ティンプー、プナカ、トンサ、ブムタンそしてタシガンにお連れします。これらの地域には多くの共通点があります。文化的な中心地となっていること、それぞれに「ゾン(城塞)」があり、地域行政機構や僧院として機能していること、それぞれに近代的な街ができはじめ、近代的な生活必需品を供給していることです。 |
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ティンプーは、ブータンの首都で、中央政府が巨大なタシチョ・ゾンの中に位置しています。タシチョ・ゾンはまた、夏の間、ブータン仏教界最高の大僧正の住まいとなっています。他の谷と同じように、ティンプー谷は基本的には農業地帯ですが、現在は、精神的・文化的伝統に根ざしながらも、新しい繁華街が日に日に成長しつつあります。ティンプーにはまた、ブータンを最初に統一した精神的リーダー、シャプドンが建設した最初の城塞、シムトカ・ゾンのような歴史的建造物もあります。谷が稲穂で黄金色に覆われるころ9月頃、ティンプードムチェの祭りが行われます。ティンプーはパロより車で90分ほどです。 |
プナカは、ブータンのかつての首都でした。1637年に建てられたプナカ・ゾンは、ポチュ川とモチュ川の合流地点にそびえたっています。かつてこのゾンは、侵略してきたチベット軍との数々の勝ち戦の舞台であり、また英国統治下のインドとの平和条約の締結の舞台でもありました。ティンプーから東へ向かう3時間のドライブは、ドチュラ峠を超え、ブータンヒマラヤ連山の息を飲む大パノラマを御覧いただけます。冬の間、中央僧権はティンプーのタシチョ・ゾンからプナカ・ゾンへと移動します。
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トンサはブータンの中央部に位置しており、このゾンはおそらくブータンの中でも最も興味深いゾンとなています。プナカからのドライブで最初に目に飛び込んでくるゾンの姿はドラマティックです。山際の緑の傾斜地に屹立しているこのゾンは、歴史上の様々な時期に増築がくり返されました。トンサ・ゾンは、東部地域の権力の中心であり、1907年にトンサ・ペンロップ(領主)がブータン王国の統治者として即位したことからも分かるように、国家的に重要な場所でした。 |
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タシガンは、東部のもっとも人口の多い地域の中心地です。伝統的に、ブータンのもっともカラフルで上質な織物は、この地域で生産されています。政府の地域間のバランスのとれた開発のため、唯一の大学がカンルンにあります。ブムタンからタシガンまでのドライブは長く、10時間かかり、ブータンでの自動車道路の最高地点を通ります。 |
トレッキング
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